過渡期
一ヶ月続いたW杯、最後はスペイン・イニエスタの劇的な一撃で幕を閉じた。
このスペインのタレント軍団は、決勝まで勝ち上がってくれば、さすがの実力発揮であったが、
今までは下馬評に対してW杯本番になると勝負弱いのというのがスペインのパターンだった。
ところが今大会においては、このスペインの攻撃的な戦い方が結果を出した事で、過去多く
見られた守ってばかりの退屈な試合が減る転機となりそうな予感を感じさせられるような内容
であった。
国内の参議院選では、与党が敗北し、またしてもややこしいねじれ状態。
こちらは、過渡期が長くなりそうな予感。
話題の大相撲も、まだ当分はゴタゴタが続きそうで、ある程度の収まりがつくには、
まだ当分はかかりそうにも思われる。
なんだか、なにもかもが「過渡期」である。
そんな中、「鉄」業界においても、今まで堅く守られていた不文律がついに破られた。
画像のカシオペア色機が、とうとう貨物運用に充当されたのである。
カシオペアがEF510に代わって失業してしまった「カシガマ」だが、いよいよ北斗星も
交代時期が迫り、その過渡期を象徴するかのシーンだろう。
パイチの時代は長かった。
長かった時代が転換するには、ある程度の過渡期が存在するもの。
世の中全体が、その過渡期なのだろうか…。
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