鹿島貨物について・・・
ロクヨンが再び運用に就いた「鹿島貨物」。
その2012年度との大きな違いは、1往復減便になった一方での編成長の違いがある。
鹿島に近づくと、北浦を渡る長大な鉄橋が撮影名所となっているが、ここで撮影すると
その長さの違いは一目瞭然だ。
わずか数両、されど数両、この編成長の長さの違いは、ファンにとってやはり大きい。
それと、もう一つの違いは、激減した原色機の数。
もう1041や1048・1050と言った「大物」は居ない。
しかし、それでも2016年になって再びこんなシーンに出会えるとわ。
次回の鹿島遠征が楽しみである。
鹿島貨物2016
ようやく今年度の鹿島貨物が撮影出来た。
細かい部分での変更点はあるのだが、ともかく「鹿島貨物の為にロクヨンが関東に来る」
と言うのは本当だ!
最初は、こんな運用があるのか・・・とも思ったが、現実の姿を見ると感慨もひとしお、
ロクヨンが関東に、しかも鹿島貨物にというのは、ファンにとっては有り難いハナシだ。
原色機がいつまでもつのかという問題はあるのだが、まずはファンにとって「鹿島貨物」が
今年度の大きなテーマになった事は間違いない。
1年は、あっという間。
天気と狙ったカマがカチ合う日を大切にしてゆこう。
EF64 再び鹿島貨物に!
ダイヤ改正を迎え、今年もJR貨物時刻表が発売となった。
その中でも、注目はEF64愛知。
ウワサでは、「関東運用消滅」とも言われていたが、フタを開けてみれば、
「鹿島運用」の為に関東に来るの?・・・といわんばかりの行程、担当各位の苦労がしのばれる。
それにしても、関東では「ロクヨンまで居なくなると撮るものが・・・」と言われていたが、
この鹿島運用は当面のネタになりそう。
ただし、原色機がいつまで動いてくれるの?という検査切れとの闘いがあるのだが・・・。
「さよなら」の季節
「特別なトワイライトエクスプレス」と銘打った、トワイライト延長戦も終了となった。
「はまなす」も運転を終了し、いよいよイベント性の客車を除いて、
国鉄形客車を使った客車列車は定期的な運行から消えたわけだ。
もちろん、また多くの旅客用機関車が「職」を失う。
そんな中、今回紹介のEF65-1124はトワイライト運行の為、それもたった4ヶ月を残しての塗装変更。
当初はゲテモノ扱いされるのか・・・と思いきや、これが大変な人気者。
JR西日本にはまだ「サロンカーなにわ」も居ることだし、何かと期待を持たせるPFだ。
しかし、冒頭でも述べたように、客車列車というカテゴリーはほぼ壊滅した。
春のダイヤ改正は、いつも「さよなら」の季節なのである。
さらば旅客運用
2016年3月21日。
この日のカシオペア上野到着をもって、EF510-500の「旅客牽引」が幕を閉じた。
2010年にカシオペア・北斗星運用に新製・投入されて以来5年半、EF65-500番台の7年より短い。
その最後を飾ったのは、人気の銀色塗色機である510号機、「ゴッド」であった。
思えば、当初はブルーの車体が北斗星とは統一感はあるものの、EF65Pに比べると
「なぜかオーラがない・・・」との嘆き節も聞かれたものだったが、509・510のシルバーを纏った
2両の登場によって、カシオペア・北斗星共に機関車運用の楽しみが出来たもの。
しかし、ついにEF65Pが辿った運命よろしく、全500番台機は貨物機となっていった。
・・・引くものが無くなる・・・という結末と共に。
今回は、そのラストシーンではなく、初々しい運用開始時の写真で紹介したい。
あれから、まだ5年と少し・・・しか経っていないのである。
ロクヨン原色と首都圏運用
ダイヤ改正が目前に迫った。
世間的には、西のトワイライト、東のカシぺが大きく盛り上がる事であろうが、
その裏で貨物運用の動きも重要な局面に来ている。
首都圏では、ロクヨンとロクロク・・・。
どちらも消滅するわけではないが、見れなくなる路線と組み合わせは多そう。
どちらも、東北線に高崎線に・・・と、首都圏を蹂躙していた機関車ではあったが。
もはや、ワンシーン・ワンシーンがメモリアルなのか・・・。
旅客のパイチ
ダイヤ改正後、再び注目を浴びそうなのが、JR東日本・田端運転所のパイチ。
この日は運よく、チキ工臨を積車状態で牽引するシーンを捉えられた。
北斗星・カシオペア牽引からの撤退によって、早々に姿を消す可能性も考えられた同形式
しかし、なんの、気がついてみれば新鋭機は貨物に転属してゆき、結局残るのは・・・。
それにしても、2016年になってもパイチがこんな姿で、しかも首都圏で活躍を続けているとわ・・・。
EF81、「息の長い」機関車である。
EF200 有終の美
ダイヤ改正を前に、EF200の「優等列車」への充当が続いている。
写真は、上り列車を捉えたものなので、機関車次位には5トンコンテナが連なっているが、
編成後部には31フイートがゴロゴロ乗っかる1000番台の列車だ。
「EF200は先が長くない・・・」と最初に聞いた時、いまいちピンと来なかったものだが、
天気に誘われ、最高のコンデイション中で小一時間ほどベタ~っと撮影していると、
来るモノ来るモノ「桃太郎」・・わかってはいても趣味的には・・・。
そんな中、突如現れるEF200の巨体に、「国鉄形」とはまた違った魅力を感じるのも
自然の摂理というものなのか。
最晩年を迎えた「インバーター・ハイテク・ロコ」、しばらくはその「有終の美」を記録しておく
のも悪くなさそうだ。
ロクヨンの関東運用
愛知から東海道線を通って関東に出張してくるロクヨンセン。
ダイヤ改正では、関東運用は激減(残るの・・・みたいな・・・?)の様だ。
原色・白ゴムの1041が落ちたり、原色プレートの1048も落ちたり・・・と、最近はテンションが
上がる場面が少なかったが、もはやそうも言ってられない。
もはや更新カラ―とも言えども、貴重な存在になりつつあるし、そもそも国鉄形自体がヤバイ。
既に、運用の一つ一つがメモリアルに段階であり、「この場所と、この編成でロクヨン」と言った狙い
になりつつあろう。
改正まで、関東運用の一つ一つが貴重になりそうだ。
さらば「ニイニイ」?
「落ちる 落ちる」・・・と長らく言われつつも、辛くも生き残っていたEF65-2121。
しかし、流石に「最終運用を終えた」とのウワサが聞こえてきた。
2000番台への改番が始まった頃、まだまだ赤プレ原色機などもゴロゴロ居たものだったが、
あっと言うまに原色機は2119と、この2121の2両となってはや数年、その2121も引退の時の様だ。
はたして改正後、我々ファンは何を撮っているのだろう・・・。
激動の予感がする2016年3月なのである。