走れフェアレデイ― 2 [SR311-5000]
※写真は43SR 車体番号は1000番台
この写真が雨ざらしになりかかっていた1968年初年度登録のフェアレデイです。
さすがは「レストア済み」との冠が付くだけあって、「綺麗なクルマ」なので、
身内のウケはイイわけですよ。
内装も綺麗だし、エンジンルームも綺麗なわけですよ。
ね、クーリングファンも新品?みたいだし、電磁ポンプで1発始動!
車高も低いっ!!!
私の作戦では、同じSR311でボデイーカラーが白ならば、たとえ乗り換えたとしても、
そう簡単にはバレないだろうとの思惑で、とにかく件のヨンゴ―SRの車検が取れるのか?
ということが気になってしまって、とても他の事に頭が回りません。
・・・そんな中、車庫証明が手元に来ました!
猶予は1ヶ月、追い詰められました。
しかし、このクルマを動かすには、多少の「手入れ」が必要です。
なぜなら~
ラジエターキャップは汚いので外そうとしても、真空キャップの様に吸い付いています!
・・・ハンマーで叩くか・・・
ブレーキを強く踏んだら、後輪のアルフィンドラム付近から黒い液体をお漏らし!!
機械式の燃料ポンプからガソリンが上がってくれば、エンジンはなんとか始動。
ちょっとガソリンが上がりすぎて、吹いちゃってますが・・・。
こんなところに、ご親切にも「ベレット」みたいにヒーターコックが付いてる・・・
と気にしながらアイドリングをしていると・・・
緑色の体液がドバドバと吹き出し、ウオーターポンプがご臨終。
さらに、プーリーがズッコケましたっ!!!
と、いう事で、とりあえずラジエターを外して、エンジン半バラシとウオーターポンプ交換
のお決まりパターンに突入です。
はい、もう後戻り出来ません!
ああ、もちろん、43SRの車検証と印鑑証明は人手に渡りましたっ。
タグ:SR311-5000
コメント 0